MATSUI Bankの金利は本当に年0.75%?7か月分の利息明細を全部公開します【実績4,747円】

MATSUI Bankの金利は年0.75%か、7か月分の利息明細を公開することを示すアイキャッチ画像。1日あたりの利息が2026年2月の17.03円から8月の25.93円へ増えたことを示す 資産運用・節税

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)を含みます。リンク経由で口座開設が行われた場合、当サイトは広告主から成果報酬を受け取ります。記載している金利・条件は2026年8月16日時点で各社の公表情報を確認したものです。

自分の預金口座の金利を、一度でも確かめたことがあるでしょうか。私は長いあいだ見ていませんでした。見たところで0.001%だろう、と思っていたからです。

ところが2026年8月16日、私の口座に726円の利息が入りました。預けているのは約130万円です。年率に直すと0.75%。「業界最高水準」と書かれた広告の数字が、本当にそのまま入ってきていました。

ただ、この0.75%は誰にでも当たるわけではありません。条件があります。この記事では、まずその条件から書きます。そのうえで、私の口座に実際に入った7か月分の利息明細を、画面ごと全部出します。

📋 この記事でわかること

  • 年0.75%が当たる条件と、当たらなかった場合にいくらになるか
  • 2026年に2回引き上げられているという事実(2月中旬と7月6日)
  • 私の口座に入った7か月分の利息明細(合計4,747円)の実画面
  • 利息はいつ入るのか(答え:毎月第3土曜日の翌日
  • 正直な話:合理性だけで言えば、金利で銀行を選ぶのは筋が悪いです
  • ランクを落とさないために気をつけている3つのこと
  • ATM・振込・カードの実務仕様と、やめたほうがいい人

先に不安のほうから:年0.75%は、誰でも当たるわけではありません

MATSUI Bankには「円普通預金ランク別金利プログラム」という仕組みがあります。松井証券の口座にいくら資産があるかで、銀行の金利が変わるという設計です。銀行の預金額ではなく、証券口座の残高で決まる点がふつうの銀行と違います。

つまりこの金利は、松井証券に資産を置いていることが前提の話になります。そもそもSBI証券と松井証券はどっちがいいのかという段階の方は、先にそちらを読んでからのほうが判断しやすいはずです。

広告に出ている「年0.75%」は、いちばん上のプラチナランクの数字です。条件は各月最終営業日の証券残高合計が1,000万円以上。ここに届かない場合は下の2つになります。

ランク条件(各月最終営業日の証券残高合計)2026年2月中旬〜2026年7月6日〜税引後
プラチナ1,000万円以上年0.65%年0.75%年0.597%
ゴールド100万円以上年0.52%年0.62%年0.494%
レギュラー100万円未満年0.41%年0.51%年0.406%
松井証券とドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBIネット銀行)の発表資料をもとに作成。2025年12月26日発表2026年6月26日発表。対象となる証券残高は日本株・米国株・投資信託(iDeCo・外貨建MMFを除く)。円普通預金の金利は変動金利です。

注目してほしいのは、いちばん下のレギュラーでも年0.51%あることです。証券残高が100万円に届かなくても、この水準です。ランクの差は0.24ポイントしかありません。「1,000万円ないと意味がない」という話ではないのは、先に書いておきます。

この金利も、証券・銀行・通信・買い物をどこにまとめるかという話の一部です。私は4つの経済圏を全部試して出した結論として、一か所に寄せきらない形に落ち着きました。

💬 見落としやすい条件が1つあります

プラチナとゴールドの適用には、証券残高を銀行側に連携することへの同意が必要です。同意していない場合、残高がいくらあってもレギュラーの扱いになります。また、ランクは毎月末の残高で「翌々月」が決まるので、入金した翌月にすぐ反映されるわけではありません。私も最初、この2か月のズレに気づいていませんでした。

2026年に入って、金利は2回引き上げられています

この記事を書いていて自分でも驚いたのですが、半年のあいだに2回上がっています。

1回目は2026年2月中旬。このときに「証券残高連動 円普通預金ランク別金利プログラム」そのものが導入され、プラチナが年0.65%になりました。2回目が2026年7月6日で、プラチナが年0.75%、ゴールドが0.62%、レギュラーが0.51%に引き上げられています。

この「2回上がった」という事実が、次に出す利息明細を読むときの前提になります。同じ金額を置いていても、月によってもらえる額が違うのはそのためです。

実際どうだったか:7か月分の利息明細を全部出します

ここからが本題です。制度の説明はどのサイトにも書いてありますが、実際にいくら入ってくるのかを画面で出しているところは見つかりませんでした。ないなら自分の口座を出します。

MATSUI Bankの利息入金明細。2026年2月から8月まで毎月596円から726円の利息が入金され、残高が約104万円から139万円で推移していることを示すスクリーンショット
MATSUI Bankの入金明細(2026年2月〜8月)。7回とも第3土曜日の翌日に利息が入っています。
入金日利息(税引前)計算日数1日あたりそのときの金利
2026/2/22596円35日17.03円導入前と0.65%の混在
2026/3/22624円28日22.29円0.65%
2026/4/19662円28日23.64円0.65%
2026/5/17698円28日24.93円0.65%
2026/6/21782円35日22.34円0.65%
2026/7/19659円28日23.54円0.65%と0.75%の混在
2026/8/16726円28日25.93円0.75%
合計4,747円210日
MATSUI Bankの入金明細より集計。この期間の預金残高は約104万〜139万円で推移しました。利息には20.315%(国税15.315%・地方税5%)が源泉徴収されるため、明細に表示されるのは税引前の金額です。

利息が入るのは「毎月第3土曜日の翌日」でした

入金日を並べてみてください。2/22・3/22・4/19・5/17・6/21・7/19・8/16。7回とも日曜日です。いずれも第3土曜日の翌日にあたります。「金利がいつ入るのかわからない」と探していた方は、ここを見ておけば大丈夫です。月末でも1日でもありません。

置いた額はほぼ同じなのに、1日あたりが5割増えています

いちばん右の「1日あたり」の列を見てください。17.03円から25.93円へ、5割以上増えています。私は入金額をほとんど変えていません。増えた分は、私が何かをした結果ではなく、2月中旬と7月6日の2回、金利が引き上げられたからです。

直近の0.75%になってからのペースで1年に換算すると、年9,464円(726円÷28日×365日)。手取りにすると年7,540円ほどです。130万円を、使う予定が決まるまで置いておくだけの結果としては、悪くないと思っています。

正直に書きます。合理性だけで言えば、金利で銀行を選ぶのは筋が悪いです

ここは自分に不利なことを先に書いておきます。

130万円を1年置いて、税引後で7,540円。同じ130万円を株式のインデックスファンドに入れて年5%で回れば6万5,000円です。桁が1つ違います。「増やす」という目的で見るなら、預金金利を比べる時間は投資の勉強に回したほうが合理的です。これは事実として認めます。

それを承知のうえで、私がこの口座を使っている理由は1つだけです。ここに置いてあるお金は、そもそも投資に回さないと決めているお金だからです。子供3人分の学費や、急に必要になる支出のための待機資金。値動きするところには置けません。置き場所を「投資 or 預金」で比べるのではなく、「預金の中でどこに置くか」で比べているだけです。

もう1つ認めておくと、クレジットカードでの積立ポイントを取りにいく人には、この話は響かないと思います。月10万円を還元率1.0%のカードで積み立てれば年12,000ポイント。私の利息(年9,464円・税引前)より多く、しかも証券残高1,000万円という条件もありません。私はカードの条件を毎年追いかけるのが面倒でこちらを選んでいますが、合理性で並べたら向こうが上になる場面は普通にあります。

ランクを落とさないために、私が気をつけている3つのこと

✅ 対策

①証券残高の連携に同意しておく。これがないと残高があってもレギュラー扱いです。
②月末に大きく売却しない。判定は各月最終営業日の残高で、しかも反映は翌々月。月末だけ残高が凹むと2か月後に効いてきます。
③投信の残高も対象に入ることを忘れない。日本株・米国株だけでなく投資信託も合算されます(iDeCoと外貨建MMFは対象外)。私は積立を続けているだけで自然に維持できています。

この3つ以外に、日々やっている操作はありません。投信残高ポイントのように毎月エントリーが要るタイプではないので、いったん条件を満たせば放置で維持できます。手間の面ではこちらのほうが楽です。

ATM・振込・カードはどうなっているか

金利以外の実務面も書いておきます。日常使いできるかどうかは、ここで決まります。

ATM入出金入金・出金の合計で月5回まで無料
他行あて振込月5回まで無料
カードデビット付キャッシュカードを発行可能。発行しない場合も「アプリでATM」でスマホだけで入出金できる
証券口座への入金スイープ入金で自動。積立日に合わせて振り込む作業が不要
所属銀行ドコモSMTBネット銀行(2026年8月3日に住信SBIネット銀行から商号変更)。松井証券は銀行代理業者
MATSUI Bank 公式ページおよび各社発表資料より(2026年8月時点)。手数料の無料回数や条件は変更される場合があります。

私が実際に使っているのはスイープ入金だけです。証券口座で買付が発生すると、足りない分が銀行から自動で移る。給与振込も公共料金の引き落としもメインバンクのままで、ここは「証券口座の隣に置いてある待機資金の置き場」として割り切って使っています。

やめたほうがいい人/向いている人

⚠️ 以下に当てはまる方は慎重に検討してください

  • そもそも待機資金を置いていない人。全額を投資に回しているなら、金利のランクを気にする意味がありません
  • 松井証券の口座を持つ予定がない人。MATSUI Bankは松井証券とのセット利用が前提の設計です
  • ATMや振込を月5回を超えて使う人。無料枠を超えると手数料がかかります。メインバンクの置き換えには向きません
  • 金利だけを理由に口座を増やそうとしている人。管理する口座が1つ増える負担のほうが大きい場合があります
  • 預金金利は変動金利です。2026年は2回上がりましたが、金融情勢によっては引き下げられる可能性もあります

✔️ 以下の方に向いています

  • すでに松井証券を使っていて、証券口座に入金する作業が面倒な人(スイープ入金で自動になります)
  • 投資に回さないと決めた待機資金をまとまった額で持っている人
  • クレジットカードの還元条件を毎年追いかけるのが面倒な人。ランクの判定条件は「毎月末の証券残高」の1行だけです
  • 放置で維持できる仕組みを好む人(毎月のエントリー操作は不要です)

口座の開設だけなら費用はかからず、使うかどうかは後から決められます。判断材料として、上の表と自分の待機資金の額を並べてみてください。

よくある質問

Q. 利息はいつ入りますか?

毎月第3土曜日の翌日です。私の明細では7回とも日曜日に入っていました。月末や1日ではありません。

Q. 明細に出ている金額は税引前ですか?

税引前です。預金の利息には20.315%が源泉徴収されるので、手取りは表示額の約8割になります。726円なら約578円です。

Q. 証券残高が1,000万円ないと意味がないですか?

そんなことはありません。レギュラーでも年0.51%です。プラチナとの差は0.24ポイントで、100万円を1年置いた場合の差は2,400円ほど(税引前)。ランクを上げるためだけに資産を動かす必要はないと思います。

Q. ランクはいつ切り替わりますか?

各月最終営業日の証券残高で、翌々月のランクが決まります。今月まとまった額を入れても、反映は2か月後です。ここは知らないと戸惑うところでした。

Q. 投信残高ポイントとは別ですか?

別のものです。こちらは銀行の預金金利、投信残高ポイントは証券の保有ポイントで、両方受け取れます。ただし投信残高ポイントのほうは毎月末までのエントリーが要件で、忘れた月は0ポイントになります。

📝 まとめ

  1. 年0.75%はプラチナランク(証券残高1,000万円以上)の数字。レギュラーでも年0.51%ある
  2. 2026年は2月中旬と7月6日の2回、引き上げられている
  3. 私の7か月の利息実績は合計4,747円。1日あたりは17.03円→25.93円に増えた
  4. 利息の入金日は毎月第3土曜日の翌日。明細の表示は税引前
  5. 増やす目的なら、預金金利を比べる時間は投資の勉強に回したほうが合理的。これは認めます
  6. それでも私が使うのは、ここが「投資に回さないと決めたお金」の置き場だからです

口座を増やすかどうかは、自分の待機資金がいくらあるかを先に数えてから決めるのがいいと思います。金額が小さいうちは、差額より管理の手間のほうが大きくなります。

※本記事は特定の金融商品の購入・口座開設を推奨するものではありません。預金金利は変動金利で、記載の条件は予告なく変更される場合があります。最新の情報は各社の公式ページをご確認ください。

子供3人の5人家族を1馬力で支える50代・営業職の会社員。「固定費削減 × 時短家電 × 資産運用」で暮らしの質(QOL)を高める工夫を、実体験ベースで発信しています。新NISA(松井証券)・iDeCoを運用中。副業にも取り組み、一次情報と自分で試した結果を数字で記録することを大切にしています。

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