子供のバイト代、投資分以外は全部使い切れと言った|妻は「貯めておけ」と反対。月3,000円の積立とポイント投資、2年間の実数

子供のバイト代は投資分を先に自動でよけて残りは使い切る方針を、貯めておくべきという妻の意見と対比した記事のアイキャッチ 資産運用・投資の実録

📋 この記事でわかること

  • 子供のバイト代に「投資に回す分以外は全部使い切れ」と言った理由
  • 妻は「貯めておいたほうがいい」と反対。それでも押し通した話と、その後ろめたさ
  • 長男・二人目の月3,000円の積立と、長男が残してたバイト代52,000円の行き先
  • 小学生の三人目が、ポイントだけで5,323円を9,455円にした話
  • 今日5分で、子供と一緒にできること

子供がアルバイトを始めたとき、ひとつだけ口を出した。

「毎月の投資に回す分を先によけたら、残りは全部使い切れ」

妻は反対。
せっかく自分で稼いだお金なんだから、使わずに貯めておいたほうがいい、と。

言ってることは、たぶん妻のほうが世間の常識に近い。

それでも、自分の考えを子供に押しつけた。

この記事は、50歳・子供3人・一馬力の会社員が、子供のバイト代とポイントについてやってきたことの記録。

正解を書くつもりはない。

2年分の約定履歴と入金明細を見ながら、
何をして、何を後悔して、なんでそう言ったのか。
そのまま書く。

「投資分以外は、全部使い切れ」と言った

子供たちに伝えたルールは、これだけ。

  • バイト代が入ったら、まず月3,000円を投資に回す(証券口座の積立設定で自動にする)
  • 残りは、全部使い切る

3,000円って金額に、深い意味はない。

高校生や大学生のバイト代から無理なく出せて、それでも毎月「自分で入れてる」実感が残る額。
それくらいの感覚。

大事なのは2つ目のほう。

貯めるんじゃなく、使い切る。
ここで、妻と意見が分かれた。

💬 実際どうなのか

妻の言い分は「若いうちから貯める習慣をつけたほうがいい」。
これは正しいと思う。

実際、長男は放っておくとバイト代をほとんど使わずに残してた。
親が何も言わなければ、そのまま貯めてたはず。

わざわざ「使え」と言ったのは、その性格が自分にそっくりだったから。

使わずに貯めた20年が、「使えない50歳」として残った

なんで使えと言ったのか。
理由は自分自身にある。

20年近く、節約と積立だけを続けてきた。
お金を使わないことには自信があった。

ところが資産がある程度そろった2024年、「これからは使えるようになろう」と目標を差し替えたとき。

使うことは、思ってたよりずっと下手だった。

年やったこと結果
2024年使うことを習慣にしようとして、毎週ランチに出かけたやりすぎて太った
2025年ランチを減らし、ヒルトンのカードを作ってホテルに4回泊まった回数を先に決めて、義務感で体験を増やしていた
2026年ランチとホテルの回数が自然に落ち着いたようやく、心地よく使えるようになった
運営者自身の「お金を使う練習」の3年間。毎月いくら使ったかは別の記事で家計簿ごと公開しています。

50歳になってから、使い方を一から練習し直すのは、正直かなり遠回りだった。

使わない力は20年かけて鍛えたのに、使う力はほとんど育ってなかった。

子供のバイト代は、金額が小さいぶん、失敗しても痛くない。

変なものを買っても、すぐに使い果たしても、困るのは翌月まで。

だったら、使う練習は親が見ていられるうちに、小さな金額でやっておいたほうがいい。

そう考えて、「投資分以外は全部使え」と言った。

✅ 対策

「貯めるか、使うか」を子供に選ばせると、貯める側の子はずっと貯め続ける。

やったのは、先に投資分を自動でよけて、残りは使っていいお金だと最初から決めてしまうこと。

貯める仕組みは積立が引き受けてくれるから、子供は手元のお金を安心して使える。

3人の口座で、実際に起きたこと

ここからは、SBI証券の入出金明細と約定履歴(2024年10月〜2026年10月の2年分)で確認した実数。

長男:残してたバイト代52,000円と、月3,000円の積立

長男は、何か言う前から、バイト代をほとんど使わずに残してた。

その残してたぶんを、2025年に4回に分けて証券口座へ入れてる。

入金日金額
2025年2月17日7,000円
2025年2月25日10,000円
2025年5月28日16,000円
2025年9月26日19,000円
合計52,000円
SBI証券の円貨入出金明細より(ネット銀行からの即時入金)。

積立を設定したのは、そのあと。
そのタイミングで「毎月の投資分以外は全部使え」と伝えた。

2025年11月から2026年6月まで、バイトをしてた期間は毎月3,000円の買付が7回入ってる。

残してたバイト代をまとめて入れるのも、悪いことじゃない。

ただ、それは自分が20年やってきたことと同じ。
使わずに貯めて、まとまったら投資に回す。

そのやり方の行き着く先を知ってるから、積立を設定したところで「残りは使え」と言ったわけ。

二人目:月3,000円を継続中

二人目も、いまバイト代から月3,000円を積み立ててる。

こっちにも同じように、「投資分はよけてあるから、残りは全部使っていい」と伝えた。
お金の使い方の勉強も兼ねて。

ただ、この積立も毎月きれいに続いてるわけじゃない。

注文履歴を見ると、2026年8月15日の3,000円は「買付余力不足」で約定してなかった。

銀行口座から証券口座へお金を移す定額自動振替が、買付日に間に合わなかった。
たぶん、お盆の連休で振替がずれたんだと思う。

積立そのものより、お金を動かす段取りのほうが先に崩れる。

これは子供の口座にかぎった話じゃない。
入金のタイミングを気にしなくていい仕組みのほうが確実だと思ってる。

自分の積立で、クレジットカード積立や、普通預金と証券口座が直接つながってる銀行を選んでるのは、この「間に合わない」を避けたいから。

三人目:小学生なのに、ポイントだけで5,323円が9,455円に

いちばんおもしろい結果が出たのは、小学生の三人目。

バイト代はない。
入ってるのは、SBI証券の投信保有ポイントだけ。

投資信託を持ってると、残高に応じて毎月ポイントが付く。

子供たちのジュニアNISAの残高にもポイントが付くので、そのポイントで同じ投資信託を数百円ずつ買い足す設定にしてる。

非課税口座で育ってるお金が、子供の特定口座に少しずつポイントを流しこんでる形。

ポイントでの買付(直近2年)特定預りの取得金額評価額
長男17回・合計4,329円434,825円613,259円
二人目19回・合計4,016円12,071円17,636円
三人目19回・合計3,507円5,323円9,455円(+77.63%)
2026年10月12日時点。取得金額・評価額はSBI証券の残高照会の表示値で、長男と二人目はバイト代の積立などを含みます。三人目はポイントのみ(2024年10月より前の買付を含むため、2年分の合計より取得金額が大きくなっています)。

1回あたりは108円〜392円。
子供本人は何もしてない。

それでも、ポイントだけで9,455円まで来た。

金額としては小さい。
でも「何もしなくても毎月少しずつ積み上がる仕組み」が自分の口座の中で動いてるのは、子供にとって悪くない光景だと思ってる。

いちばんの失敗は、長男の定期預金の解約忘れ

きれいな話ばかりじゃない。

長男の特定口座の取得金額434,825円のうち、352,156円は、バイト代でもポイントでもない。
解約し忘れてた子供名義の定期預金。

児童手当やお年玉を貯めてた定期預金は、すべて解約してジュニアNISAに移した。
……つもりだった。

ところが長男のぶんに、ひとつ残ってた。

気づいたのは2024年11月。
ジュニアNISAの買付期間は2023年で終わってたから、もう非課税枠には入れられない。
しかたなく、特定口座で同じ投資信託を買った。

旧NISAの期間中に気づけてれば、これも非課税で育てられた。
いまでも、ここは本当に残念。

子供名義のお金を親が管理してると、こういう取りこぼしが起きる。

自分の考えを押しつけた、という自覚はある

ここまで書いておいてなんだけど、このやり方が正しかったと証明されたわけじゃない。

妻の「貯めておいたほうがいい」は、子供の性格に合ってた。

長男は放っておけば貯める子で、それは本来、ほめられていい性質。

それを親が「使え」とひっくり返したのは、自分の後悔を子供に背負わせた面がある。

それでも言ったのは、
貯める力は放っておいても育つのに、使う力は誰も教えてくれないと、50歳になって身をもって知ったから。

貯める仕組みは積立が自動でやってくれる。
だったら、手元に残ったお金くらいは、自分で選んで使う練習に回してほしい。

そこはいまも変わらない。

どっちが正しいかは、子供たちが大人になったときにわかるんだと思う。

少なくとも、選択肢をひとつ多く持たせることはできた。
いまのところ、そう考えてる。

今日5分でできること:子供のお金を「投資・使う・残す」に分けて書いてみる

子供がバイトをしてても、お小遣いだけでも、これはできる。

紙でもスマホのメモでもOK。
お金もアカウントもいらない。

  • 毎月入ってくるお金:いくら
  • 投資に回す(または回したい)分:いくら
  • 使う分:いくら
  • 残す分:いくら

書いてみて、「残す」がいちばん大きくなってたら、それは子供じゃなく親の考え方が出てるのかもしれない。

うちでは、投資のぶんを先に決めたことで、「残す」の欄を空けておけるようになった。

⚠️ こんな人は慎重に

  • 家計の事情で、子供のバイト代を学費や生活費に充てる必要がある場合。「使い切れ」は、家計に余裕があってはじめて言えること
  • 夫婦で意見が分かれたまま決めてしまう場合。うちも押し通した形で、後ろめたさは残ってる
  • 子供名義の預金や口座を親が管理してる場合。解約し忘れが出ないよう、一度すべて洗い出しておくのがおすすめ
  • 子供の口座でレバレッジ型など値動きの大きい商品を買う場合。金額が小さくても、上下の幅は大きくなる

✔️ こんな人に向いてる

  • 子供がアルバイトを始めて、お金の持たせ方に迷ってる人
  • 自分は貯めるのは得意なのに、使うのが下手だと感じてる人
  • 子供の証券口座で、ポイントがどう使われてるか確認したことがない人
  • 子供名義の定期預金や口座を、しばらく見直してない人

後悔しない進め方:先に決めておく3つのこと

うちでやってみて、先に決めておけばよかったと思うことを3つ。

  1. 投資に回す額を、先に自動にしておく。月3,000円でも、積立設定にしておけば「貯めるか使うか」で迷う必要がなくなる
  2. ポイントの使い道を決めておく。保有ポイントは放っておくと貯まるだけ。投資信託の買付に回す設定にしておけば、子供が何もしなくても積み上がる
  3. 子供名義のお金を、一度すべて洗い出す。定期預金、ゆうちょ、学資の積立。どこに何があるかを一覧にしておけば、解約し忘れは防げる

まとめ

📝 まとめ

  1. 子供のバイト代は「月3,000円の投資分以外は全部使い切れ」と伝えた。妻は貯めておくべきだと反対し、押し通した
  2. 理由は、使わない20年を過ごした自分自身が、50歳で使い方を一から練習し直すことになったから
  3. 長男は残してたバイト代52,000円を入金して、その後は月3,000円の積立を7回。二人目は月3,000円を継続中
  4. 小学生の三人目は、ジュニアNISAの残高に付くポイントだけで、5,323円が9,455円に
  5. いちばんの失敗は、長男の定期預金352,156円の解約忘れ。非課税枠に入れられなかった

貯める仕組みは自動にして、手元のお金は使う練習に回す。

小さな金額で失敗できるうちに、使う力も育てておいてほしい。

最後にひとつだけ。

この記事を読み終えたら、子供名義の口座や定期預金がどこにいくつあるか、頭の中で数えてみてほしい。

すぐに全部言えなければ、そこが最初の見直しどころ。

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免責

この記事は運営者個人の家庭での記録と考え方をまとめたものです。子供名義での投資や特定の金融商品・ポイントサービスの利用を推奨するものではありません。投信保有ポイントの付与条件や還元率はサービスごとに異なり、変更される場合があります。掲載している金額は2026年10月12日時点の実数で、将来の結果を保証するものではありません。

子供3人の5人家族を1馬力で支える50代・営業職の会社員。「固定費削減 × 時短家電 × 資産運用」で暮らしの質(QOL)を高める工夫を、実体験ベースで発信しています。新NISA(松井証券)・iDeCoを運用中。副業にも取り組み、一次情報と自分で試した結果を数字で記録することを大切にしています。

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