クレカ積立のポイントを追いかけるのを、50歳がやめた理由|4社で数年やった結論

クレカ積立のポイント目的をやめた理由を示すアイキャッチ画像。もらえるポイントは還元率で上限が決まる一方、約定から受渡までの数日間の値動きは下に開いたままで、リスクの取り方が釣り合っていないことを表している 資産運用・投資の実録

※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)を含みます。

📋 この記事でわかること

  • クレカ積立の還元率で証券会社を決めようとしてる人が、先に知っておいたほうがいいこと
  • 流行りはじめの頃と今で、何が変わったのか(還元率・条件・預金金利)
  • ポイント目的で買ってすぐ売る往復の実額(842万円を動かして値動き−2,091円)と、それでもやめる理由
  • それでもクレカ積立が「あり」な人の条件
  • 4社で数年やってみて、自分が止めたもの・続けてるもの・やめるきっかけを待ってるもの

証券会社を選ぶとき、クレカ積立の還元率を並べて決めようとしてない?

数年前の自分が、まさにそれだった。

自分が使ってるスマホ・クレジットカード・よく使うECサイトを書き出してみて、バラバラだった人ほど、この記事は役に立つと思う。

自分もバラバラだった。

そして、還元率だけを見て動いた結果どうなったかを、ここに書く。

先に立場を明かしておくと、2026年時点で50歳、営業職。
子供3人の5人家族で、妻は専業。

1馬力の家計から、新NISAを3年目まで続けてる。

資格は持ってない。
書けるのは、実際に4社で口座を開いて動かした記録だけ。

💡 先に結論:クレカ積立は「やめとけ」なのか

一律に「やめとけ」とは思わない。

積み立てて、そのまま持ち続けるなら「あり」。

カードで払える分のポイントが上乗せされるだけなので、損をする仕組みじゃない。

やめたほうがいいと思うのは、還元率を追いかける使い方のほう。

上限まで積んで条件も満たして、半年でもらえたのは3社合わせて15,503ポイント。

「1.1%還元」は上限まで積むと実効0.73%。
設定を何も触ってないのに、還元が25%減った月もあった。

その記録を、全部出す。

  1. 流行りはじめの頃は、あれは本当によくできてた
  2. この数年で変わったこと
  3. 積立は自動でも、売るほうは手動
  4. 45回の出金操作は、自分が健康だったからできた
  5. もらえた額を6か月ぶん全部書き出したら、15,503ポイントだった
    1. 「1.1%還元」は、上限まで積むと0.73%だった
    2. 設定を何も触ってないのに、25%減ってた
  6. そもそも、リスクの取り方として釣り合ってなかった
  7. 足りてるはずなのに、毎月そわそわしてた
    1. 毎月、支払日の前に同じことを考えてた
  8. 正直に書く。クレカ積立が「あり」な人はいる
  9. 止めたもの、続けてるもの、きっかけを待ってるもの
  10. 4社を実際に使ってみて、画面と使い勝手はどうだったか
    1. 資産推移のグラフが見やすかったのは、マネックスと楽天
    2. SBIは可もなく不可もなく
    3. 松井は「画面が良いから」選んだわけじゃない
  11. よくある質問
    1. Q. クレカ積立は、結局やらないほうがいいってこと?
    2. Q. ポイント目的の往復は、そんなに損なの?
    3. Q. 還元率が高い会社に毎回乗り換えるのはどう?
    4. Q. すでに複数の会社で積み立ててしまった。どうすればいい?
    5. Q. 積立をやめると、ポイントはどうなる?
    6. Q. 入院や大きなけがをしたら、即売りはどうなる?
    7. Q. 家計簿アプリを使っていれば、お金の流れは分かる?
  12. 後悔しない選び方:還元率の前に、自分の3つを書き出す

流行りはじめの頃は、あれは本当によくできてた

最初に、否定から入らずに書いておきたいことがある。

クレジットカードで投資信託を積み立てるとポイントがつく——この仕組みが広がりはじめた頃、還元率は素直に良かった。

カードで払うだけで、投資の元本とは別にポイントが乗る。

投資をゲーム感覚で始めてみるきっかけとしては、あれはよくできてた。

4社に口座を開いたのも、もとをたどればこれが理由。

各社が還元率を競い合ってた時期に、面白がって全部の会社で口座を作って、実際に積み立ててみた。

そのおかげで最初の一歩を踏み出せたのも事実。
そこは今でも良かったと思ってる。

だからこの記事は、「クレカ積立はやめたほうがいい」という話じゃない。

還元率を追いかける使い方から降りた、って話。

この数年で変わったこと

  • 還元率そのものが下がった
  • 対象カード・上限額・エントリーの要否など、条件が年々こみいってきた
  • その一方で、預金の金利が上がってきた。何もしなくても、置いておくだけで利息がつく

3つ目が地味に大きい。

松井証券とつながってる預金口座の利息を、9か月ぶん明細で数えたことがあるけど、エントリーも操作もなしで6,841円ついてた。

ポイントのために毎月操作してる時間を思うと、ここは考え直すきっかけになった。

💬 実際どうなのか

条件の複雑さは、公式ページを一度読んでみると実感できる。

たとえば投信を持ってるだけで貯まるタイプのポイントでも、毎月のエントリーが必要かどうかといった条件が付く。

クレカ積立になると、ここに「どのカードか」「いくらまでか」「どの決済経路か」が重なる。

還元率だけを横に並べた比較表では、この部分が抜け落ちる。

積立は自動でも、売るほうは手動

これは自分でやってみるまで、正直、軽く見てた。

ポイントを受け取ったあとに元の資金を戻そうとすると、毎月自分で売却の操作をすることになる。

積立のほうは、設定してしまえば自動で動く。
でも売りは自動にならない。

1回2〜3分の作業でも、毎月、何社ぶんも、何年も続くと、これが地味に効いてくる。

数えてみたら、マネックス証券からの出金操作だけで45回あった。

売った代金を銀行に戻す作業で、これが自動化されてなかったから(2026年になって、ようやく自動入金の仕組みが用意された)。

1回は数分でも、45回ぶんとなると話が変わってくる。

ちなみに、自動で取り崩してくれるサービス自体はある。

SBI証券には投資信託定期売却サービスがあって、毎月決まった額を自動で売ってくれる。
楽天証券やマネックス証券にも、同種の仕組みがある。

ただ、自分が使ってた組み合わせでは、結局毎月手で売ってた。

45回の出金操作は、自分が健康だったからできた

手間の話を、もう少しだけ続けたい。

回数の話じゃない。
その45回が、どういう前提の上に成り立ってたかって話。

この仕組みは、毎月こう動く。

カードで積立が買われる。
数日後に約定する。
自分が売却の操作をする。
受け渡しを待つ。
自分が出金の操作をする。
銀行に着金する。
そこからカードの引き落としに充てる。

この流れのうち、自動で動くのは最初の「買われる」だけ。

あとは全部、自分が画面を開いて操作しないと1ミリも進まない。

じゃあ、自分が操作できなくなったらどうなるか。

⚠️ 操作が止まっても、止まらないもの

  • カードの積立は自動なので、翌月も買われ続ける
  • カードの引き落としも自動なので、翌月も請求される
  • 止まるのは、売却と出金——お金が戻ってくる側だけ

けがや入院で数週間動けなくなったとする。

買付と請求だけが自動で走り続けて、回収だけが止まる。

数か月続けば、証券口座に元本が積み上がったまま、銀行の残高だけが減っていく。

資産としては減ってない。

払えなくなるだけ。

💬 気づくのが遅れた理由

数年やってるあいだ、一度も体調を崩さなかった。

だから「毎月2〜3分の作業」としか思ってなかった。

実際には「毎月2〜3分の作業を、健康な状態で、期限までに、何社ぶんも、絶やさず続けられること」が条件だった——そう言い換えたときに、これは自分には合わないと判断した。

この先も10年、20年と続けるつもりでいた。

でも、同じ前提を置き続けられるかというと、置けない。

還元率が0.5%か1.0%かという話とはまったく別の次元で、この仕組みには「自分が動けること」という条件が埋め込まれてた。

そこに気づいたのが、やめる判断のいちばん大きな部分。

もらえた額を6か月ぶん全部書き出したら、15,503ポイントだった

やめると決めてから、3社のポイント履歴を全部ダウンロードして並べ直した。

2026年4月から9月まで、付与された日付ベースの実数。

「思ったより少なかった」で済ませずに、いくらだったのかを自分で確かめておきたかったから。

付与月マネックスカード楽天カード楽天キャッシュSBI(三井住友ゴールドNL)
4月7301,0002501,000
5月8431,0002511,000
6月7301,000250750
7月7301,000250750
8月7301,0002500
9月7301,0002590
6か月計4,4936,0001,5103,500
各社のポイント履歴より(付与日ベース・単位はポイント)。マネックスの5月のみ、9日に730・19日に113と2回に分かれて付与されています。楽天ぶんは明細上「楽天カードご利用ポイント」として計上されますが、8か月連続で1,000ちょうどのため積立ぶんと判断しました。投資信託の保有残高に対するポイントは積立とは別枠のため除いています。

最初に目についたのは、増減じゃなく動かなさ。

マネックスは6か月すべて730ちょうど。

楽天カードは1,000ちょうどで、履歴をさかのぼれる今年2月分からずっと同じ数字。

楽天キャッシュも250前後から動かない。

積立の中身をどう入れ替えても、この数字は1ポイントも変わらなかった。

上限に張り付いてる、っていうのはこういう状態のこと。

「1.1%還元」は、上限まで積むと0.73%だった

マネックスカードの730という数字は、こういう内訳でできてる。

積立額の区分還元率もらえるポイント
5万円まで1.1%550
5万円超〜7万円0.6%120
7万円超〜10万円0.2%60
合計10万円実質0.73%730
月10万円を積み立てた場合。区分ごとに還元率が下がるため、上限まで積むほど実質の還元率は表示されている数字から離れていきます。

「1.1%」という数字を見て始めたのに、上限いっぱいまで積んだ結果は0.73%。

楽天も同じ構造で、カード10万円とキャッシュ5万円を合わせた1,250ポイントを15万円で割ると0.83%。

多く積むほど得になるんじゃなく、多く積むほど宣伝されてる率から遠ざかる。

ここを勘違いしたまま、数年やってた。

設定を何も触ってないのに、25%減ってた

いちばん効いたのは、SBI証券ぶんの推移。

付与時期1回あたりのポイント適用された還元率
2025年12月〜2026年5月(6回)1,0001.00%
2026年6月・7月(2回)7500.75%
2026年8月以降0—
三井住友カード ゴールド(NL)によるSBI証券の投信積立カード決済特典。月10万円という積立額は一度も変えていません。

積立の設定は何も触ってない。

それでも6月に1,000から750へ、25%落ちた。

理由は還元率の条件。

前年に年間100万円以上使っていれば1.00%、10万円以上なら0.75%、10万円未満なら0.00%。

自分はこのゴールドカードを積立以外でほとんど使ってないので、前年の利用額が100万円に届かず、自動的に下の段へ落ちてた。

つまり1.00%を維持しようとすると、積立とは関係のない買い物を年間100万円ぶん、このカードで作り続けないといけない。

ポイントをもらうために、使う必要のないお金を使う。
順番が逆だと思った。

8月からはSBI証券の積立をラグジュアリーカードに移して、ゴールド(NL)そのものは解約を検討中。

表の8月以降が0になってるのは、SBIが止めたからじゃなく、自分がこのカードを使うのをやめたから。

移した先のラグジュアリーカードも、年会費をポイントだけで回収できたわけじゃない。

年会費55,000円のチタンカードを4か月分の明細で検算した結果は、別の記事に書き出してる。

半年でもらえた額を足すと、3社合わせて15,503ポイント。

これを多いと見るか少ないと見るかは、人によると思う。

ただ引っかかったのは、金額じゃない。

この15,503が、上限まで積んで、条件も満たして、毎月手を動かして、ようやく出てくる上限値だったこと。

ここから先は、どう頑張っても増えない。

そもそも、リスクの取り方として釣り合ってなかった

手間の話をしたけど、やめる理由としてはこっちのほうが大きい。

投資信託は、買った瞬間に金額が確定するものじゃない。

注文した翌営業日の基準価額で約定して、受け渡しまでさらに数日かかる。

その数日ぶんの値動きは、こっちが引き受けることになる。

つまり、買って売るだけの往復でも、元本が減って戻ってくることがある。

一方で、受け取れるポイントの側は最初から決まってる。

積立額に還元率をかけた分以上には、どうやっても増えない。

💬 実際どうなのか

下は開いてて、上は閉じてる。

これが、ポイント目的の往復の形。

元本が目減りする可能性は残ってるのに、うまくいったときの取り分は還元率で頭打ち。

自分はここに、何年も毎月の手間をかけてた。

実際にどうだったかというと、往復をトータルで見ると、元本はわずかに目減りしてた。

取引履歴から数えたのが、下の数字。

証券会社期間動かした金額値動きによる損益
楽天証券25か月3,749,965円−2,818円
マネックス証券24か月2,400,000円+499円
SBI証券23か月2,275,000円+228円
合計延べ72か月8,424,965円−2,091円
各社の約定履歴より。買付額と売却代金の差額を集計したもので、ポイント還元は含みません。

842万円を動かして、値動きで減ったのは2,091円。

率にすると0.025%。

値動きの小さい商品を選んでたので、ここは狙いどおり。

月ごとに見ても、プラスで終わった月とマイナスで終わった月がだいたい半々で、損をしてたわけじゃない。

それでもやめようとしてるのは、この数字が「842万円を毎月動かし続けた結果」だから。

減りはしなかった。

ただ、減らさないために毎月これだけ動かす必要があったのかと考えると、答えはちがった。

反省としては、これに尽きる。

リスクを取るなら、取り分に上限が決まってない場所で取ればよかった。

上限の決まってるところにわざわざリスクを置いて、しかも毎月操作してたわけで、順番が逆だった。

足りてるはずなのに、毎月そわそわしてた

もうひとつ、数年やって初めて分かったことがある。

お金が足りるかどうかじゃなく、足りてるかどうかを自分で言えるかって話。

まず、毎月動かしてたものを正確に書いておく。

入金の方法証券会社月額そのあと
銀行からの自動入金松井証券5万円売らずに保有
カード決済楽天証券15万円売って現金に戻す
カード決済マネックス証券10万円売って現金に戻す
カード決済SBI証券10万円売って現金に戻す

毎月35万円が、出ていって、戻ってくる。

松井の5万円だけは保有し続けるので、出たきり。

ここで効いてくるのが、入金の方法のちがい。

銀行からの入金なら簡単。

引き落とされた瞬間に銀行の残高が減るので、いま見てる数字がそのまま現状。

松井の5万円については、迷ったことが一度もない。

ところがカード決済だと、そうはいかない。

⚠️ そのつど確認しないと分からないこと

  • いま見ている銀行残高は、今月の引き落としが済んだあとの数字なのか、まだ引かれる前の数字なのか
  • 売った代金は、いつ証券口座に反映されるのか
  • 反映されたお金は、いつ銀行に動かせるのか
  • そしてこれが、カードごとに締め日も引き落とし日も違う

落ち着いてるときは、確認すれば済む話。

1社ずつ画面を開いて、引き落とし日を数えて、受け渡し日を数えれば、答えは出る。

ここまでは、ただの手間。

こたえたのは、その先だった。

毎月、支払日の前に同じことを考えてた

いけるはずだ。
でも、何か忘れている引き落としが別にあったら足りないかもしれない。
いや、把握できているはずだ。

この3行を、毎月何周かしてた。

株が暴落したときのパニック売りに近い感覚。

FXで言えば、ロスカットの水準に近づいてるときの、あの落ち着かなさ。

冷静に計算すれば大丈夫だと分かってるのに、頭がそこから離れない——あの状態。

💬 いちばん正直なところ

しかも当時は、手元の現金まで削って積立にのめり込んでた。

家計簿を見返すと、賞与でいったん厚くなって、年初に一括で買い付けて、6月ごろにはいちばん薄くなる——これを毎年くり返してる。

その薄い時期に、この往復が乗ってた。

そして受け取れるポイントは、年に数万円。

その数万円のために、毎月この状態を買ってたことになる。

ここで自分でも意外だったのは、投資信託が減るのと、生活口座が減るのとでは、圧のかかり方がまったくちがったこと。

投資信託はゼロになることはまずないし、仮に大きく減っても生活は止まらない。
そして待てば戻る。

生活口座はゼロになったら生活が止まるし、次の給料日まで待っても1円も戻らない。

2022年に資産が6割溶けた年でも売らずに持ち続けたけど、生活口座が細くなった月のほうが、よほど落ち着かなかった。

桁は比べものにならないほど小さいのに。

いま振り返ると、いちばんまずかったのはここ。

手元を厚くし直すべき局面だったのに、年に数万円のポイントが惜しくて、毎月35万円を動かし続けてた。

スケベ心、としか言いようがない。

やめる決め手になったのは、損得じゃなくこの一点。

家計簿を見ても解決しない。

自分の口座から自分の口座への移動は「振替」なので、支出として計上されないから。

収支は黒字のまま、静かなまま。
それでいて現金は動いてる。

この状態については、家計が黒字なのに現金がない理由のほうに詳しく書いた。

そしてこれは、口座とカードの枚数が増えるほど確認の手数が増える。

即売りをやるには複数のカードと複数の証券口座が要るので、この手法を続けること自体が、把握しづらい家計を作る方向に働いてた。

還元率を追いかけて口座を増やし、増やしたぶんだけ確認に時間がかかるようになる。

この構造に気づいたことが、口座とカードを絞っていく——いまやってる断捨離の出発点になった。

正直に書く。クレカ積立が「あり」な人はいる

ここまで読むと、クレカ積立そのものを否定してるように見えるかもしれない。

でも、合理性だけで言えば、条件が合う人にとってクレカ積立は普通に有利。

それは先に認めておく。

分かれ目は、買ったあとどうするかだった。

✅ 対策

積み立てて、そのまま持ち続けるなら「あり」。

カードで払える分だけポイントが上乗せされるだけなので、往復の値動きを引き受ける必要がない。

しんどくなるのは還元率のほうを目当てにしたときで、条件が変わるたびに乗り換えを検討することになる。

「自動で積み立てる手段のひとつ」くらいに考えて、銀行引き落としでも別にいい、という気持ちで使うのがちょうどいいと思う。

降りたのは「還元率を追いかける使い方」であって、「カードで積み立てること」じゃない。

ここは分けて考えたほうがいい。

止めたもの、続けてるもの、きっかけを待ってるもの

具体的に書いておく。

正直に言うと、まだ全部は止められてない。

止めたもの、残してるもの、やめるきっかけを待ってるものが混在してるのが実態。

状態対象理由
止めたauカードでの積立還元条件が変わったのをきっかけに、2025年1月に月10万円→1,000円へ
止めた楽天キャッシュでの積立5万円同上
これから止めるマネックスカードでの積立ショッピング利用月額の条件が導入される予定のため。カードも解約予定
きっかけ待ち楽天カードでの積立10万円やめたいが、決定的な理由がまだない
当面続けるSBI証券での積立メインにする予定のカードと銀行がこの系列のため。ただし条件が変わったらやめる
これから止めるセゾン・エポスでの積立カードの利用実績を作る目的で月1,000円・200円だけ動かしていたもの。目的を果たしたので、カードと口座ごと解約予定
2026年9月時点。金額はいずれも月額。

並べてみると分かるけど、「やめる」と決めたんじゃなく、「やめるきっかけを待ってる」状態。

還元条件の変更が来るたびに1つずつ畳んでる、というのが正確なところ。

正直に言えば、残したほうについても「条件が変わったら、それをきっかけにやめよう」と思ってる。

やめる理由を探してるくらいには、面倒になってる。

この感覚は、数年やってみないと分からなかった部分。

⚠️ こんな人は慎重に

  • スマホ・クレジットカード・よく使うECサイトがバラバラな人。どの経済圏に乗っても、還元の一番おいしいところまで届かない
  • 毎月の操作を「作業」だと感じるタイプの人。ポイントの往復は、金額のわりに手数が多い
  • 数年内に取り崩しを始める予定がある人。入口のポイントより、出口の自動化がある会社かどうかのほうが効いてくる
  • 還元率の変更を追いかけて、そのつど乗り換える気力がない人(自分のこと)

✔️ こんな人に向いてる

  • スマホ・カード・ECがすでにひとつの経済圏にそろってる人。この場合は還元が素直に積み上がる
  • 積み立てたら売らずにそのまま持つと決めてる人
  • カード払いのほうが入金より手間が少ない、という理由で使う人
  • 条件の変更を追いかけるのが苦にならない人

自分はどちらかというと、上の箱に当てはまる側だった。

だから、持ってるだけで条件が変わらないほうが結局ラクだという結論になって、投信を保有してるだけでポイントが積み上がるタイプの口座へ寄せてる。

4社を実際に使ってみて、画面と使い勝手はどうだったか

還元率の話ばかりしてきたけど、数年使うと画面の作りのほうが効いてくる場面がある。

ポイントの往復をしてた頃は毎月ログインしてたので、そこは嫌でも比べることになった。

あくまで個人の感想。

資産推移のグラフが見やすかったのは、マネックスと楽天

自分の資産が今どうなってるかを一目で確認したい、という用途では、この2社が頭ひとつ抜けてた。

グラフの粒度や、売買の画面までの動線が素直。

毎月さわる前提なら、ここは想像以上に効く。

SBIは可もなく不可もなく

取扱いの幅や条件面では強いけど、画面については正直、不満が残った。

使えないわけじゃなく、慣れれば問題ない、という水準。

松井は「画面が良いから」選んだわけじゃない

NISAのメインをここにしてるのは、投信を持ってるだけで積み上がる条件が分かりやすかったから。

画面の使いやすさで選んだわけじゃない。
ここは正直に書いておく。

毎日見る人にとっては、別の会社のほうが快適だと思う。

💬 実際どうなのか

この「画面の良さ」の価値は、自分が毎月さわるかどうかで一変する。

ポイントの往復をやめてからは、口座の画面をほとんど開かなくなった。

開かないなら、見やすさより条件の分かりやすさのほうが効く。

逆に毎日見たい人なら、この評価は丸ごとひっくり返る。

よくある質問

Q. クレカ積立は、結局やらないほうがいいってこと?

A. そうじゃない。

積み立てて、そのまま持つなら「あり」。

やめたのは、ポイントを受け取るために買ってすぐ売る往復のほう。

カードで払うこと自体にリスクはない。

Q. ポイント目的の往復は、そんなに損なの?

A. 大損するって話じゃない。

自分の場合、3社・延べ72か月で842万円を動かして、値動きによる損益は−2,091円。
率にして0.025%。

問題は損の大きさじゃなく形。

元本が減る可能性は残ってるのに、うまくいったときの取り分は還元率で頭打ち。

リスクの置き場所として、割に合ってなかった。

Q. 還元率が高い会社に毎回乗り換えるのはどう?

A. 追いかけられる人には有効だと思う。

ただ条件の変更は数年おきに起きるので、そのたびに口座と積立設定を組み替える手間が発生する。

自分はこれが続かなくて降りた。
向き不向きがはっきり出るところ。

Q. すでに複数の会社で積み立ててしまった。どうすればいい?

A. あわてて解約する必要はない。

まずはスマホ・カード・ECの3つを書き出して、自分がどこかの経済圏に属してるかを確認してほしい。

属してるならそこへ寄せる、バラバラなら条件がシンプルな会社へ寄せる、という順番で考えると整理しやすい。

なお、NISA口座の中身は別の会社へ移すことはできないので、寄せるといっても新しく買う分の話になる。

Q. 積立をやめると、ポイントはどうなる?

A. すでに受け取ったポイントが消えるわけじゃない。

今後の積立分に対する付与が止まるだけ。

自分も、止めた月の分までは通常どおり付与された。

Q. 入院や大きなけがをしたら、即売りはどうなる?

買付と引き落としは自動で走り続けて、売却と出金だけが止まる。

資産が減るわけじゃないけど、手元の現金だけが月を追うごとに薄くなる。

家族に代わってもらうにも、複数社の口座とパスワードと手順を共有しておく必要がある。

ここまでは想定してなかった。

Q. 家計簿アプリを使っていれば、お金の流れは分かる?

収支は分かるけど、「いつ、どの口座に、いくらあるか」は分からない。

口座間の振替は支出として数えられないので、毎月35万円が行き来してても家計簿の数字は静かなまま。

連携してる金融機関が多いほど、この差は開く。

後悔しない選び方:還元率の前に、自分の3つを書き出す

もし数年前に戻れるなら、比較表を開く前にこれをやる。

  • いま使っているスマホの回線を書き出す
  • 普段いちばん使っているクレジットカードを書き出す
  • よく買い物をするECサイトを書き出す

この3つが同じ系列でそろってる人は、その系列の証券会社を選ぶのがいちばん取りこぼしがない。

クレカ積立も素直に効く。

バラバラだった人は、どの経済圏に乗っても満額には届かない。

その場合は、還元率の高さじゃなく条件がシンプルで変わりにくいことを基準にしたほうが、数年後に楽をしてる。

少なくとも自分はそうだった。

📝 まとめ

  1. 流行りはじめの頃の還元率は良く、投資を始めるきっかけとしては本当に機能していた
  2. いまは還元率が下がり、対象カード・上限・エントリーなど条件がこみいってきた
  3. 一方で預金の金利が上がった。操作なしでつく利息と比べる段階に来ている
  4. 積立は自動でも売却は手動。毎月の数分が何年も積み重なる
  5. いちばんの理由はリスクの非対称性。元本が目減りする可能性は残るのに、取り分は還元率で頭打ち
  6. ただし積み立ててそのまま持つならクレカ積立は「あり」。降りたのは還元率を追いかける使い方のほう

数年やってみて分かったのは、自分には「条件が1つしかない場所」のほうが向いてたってこと。

ポイントを取りにいく才能がある人は、そのまま続けたほうがいいと思う。

自分にはなかった。

子供3人の5人家族を1馬力で支える50代・営業職の会社員。「固定費削減 × 時短家電 × 資産運用」で暮らしの質(QOL)を高める工夫を、実体験ベースで発信しています。新NISA(松井証券)・iDeCoを運用中。副業にも取り組み、一次情報と自分で試した結果を数字で記録することを大切にしています。

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