※本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)を含む場合があります。掲載している価格は各ECサイトの注文履歴に残っている購入時点の実額で、現在の価格とは異なります。
📋 この記事でわかること
- 4年でコードレス掃除機を3台買った実額(合計89,580円)と、それぞれ何年もったか
- 前の2台とも、壊れたのは同じ場所だった話
- なぜヘッドから壊れるのか。自分の使い方のせいだった部分も込みで
- ダイソンの違いは「頑丈さ」じゃなく「制御」だと感じた理由
- 「強力吸引」の作り方が、そのまま詰まりやすさになってた話
- 故障より生活を変えたのは充電方式の違いだった話
- 最初からダイソンを買ってたら、いくら違ったか
コードレス掃除機、4年で3台購入。
1台目 9,980円
2台目 19,800円
3台目 59,800円
ぜんぶ足すと 89,580円。
安い順に買っていって、結局いちばん高いやつにたどり着いた…という流れ。
「よくある安物買いの銭失いでしょ?」
私も最初はそう思ってました。
でも3台使ってわかったのは、
安物は壊れる場所がいつも同じだったってこと。
4年で3台、合計89,580円
まずは実額から。
ぜんぶ各ECサイトの注文履歴に残ってる数字。
| 購入日 | 機種 | 支払額 | 使った期間 | 壊れた場所 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1台目 | 2020年12月31日 | ノーブランド(型番VDS-002) | 9,980円 | 約1年5か月 | ヘッド・バッテリー |
| 2台目 | 2022年6月10日 | アイリスオーヤマ SCD-131P | 19,800円 | 約2年8か月 | ヘッド |
| 3台目 | 2025年2月23日 | ダイソン V12 Detect Slim Fluffy SV46FF | 59,800円 | 1年7か月・使用中 | — |
| 合計 | — | — | 89,580円 | 約5年9か月 | — |
先に結論を言っておくと、
いま使ってるダイソンには不満なし。
1年7か月、故障ゼロ。
1台目:9,980円。ヘッドの配線が切れた
買ったのは2020年の大晦日。
といっても、安さだけで選んだわけじゃない。
それまで我が家はずっとコード式。
コードレスはこれが初めて。
当時は「コードレスって吸引力が弱いんでしょ?」って声をよく聞いてて、半信半疑。
だから、まずはお試し。
合わなかったら捨てればいいや、と思える1万円以下にした。
安物を買ったというより、知らないジャンルを試すために金額を抑えたって感覚。
結果は、いい意味で裏切られた。
吸引力はふつうの生活ならまったく問題なし。
コードがないだけで、取り回しが圧倒的にラク。
「コードレス、いいじゃん」って思えたのは、この1台目のおかげ。
ここは今でも失敗だったとは思ってない。
最初に壊れたのはヘッドのモーター。
1年たたないうちに動かなくなって、販売店に連絡したら無償で交換。
対応はすごく早かった。
ところが、
交換したヘッドも、すぐ同じ壊れ方。
見てみたら、ヘッドのモーターにつながる配線が切れてた。
心当たりはある。
掃除中、ヘッドを壁や家具にガンガンぶつけてる。
狭いところでは向きをぐるぐる変える。
その衝撃のくり返しで、配線が疲れて切れたんだと思う。
もうひとつの故障は、大きいごみが詰まったとき。
詰まったまま回り続けて、モーターが過負荷で焼けたような壊れ方をした。
おまけに、バッテリーの持ちも数か月で目に見えて落ちた。
最初は部屋をひと通り掃除できたのに、途中で止まるように。
2台目:19,800円。国内メーカーにしても、やっぱりヘッド
「中国製の安物だったから壊れたんだろう」
そう考えて、次は国内メーカーに。
アイリスオーヤマのSCD-131P、19,800円。
値段は倍。
1台目より長く、2年8か月もった。
そこは確かに違った。
でも、壊れたのはやっぱりヘッド。
ここで、原因の見立てがズレてたことに気づく。
前の2台とも、壊れたのは同じ場所
2台続けて同じ場所。
さすがに考えた。
問題はメーカーでも値段でもなく、ヘッドという部品に負荷が集中してるんじゃないか?
コードレス掃除機のヘッドって、こんな扱いを受けてる。
- 壁や家具にぶつかる。掃除中は常にどこかに当たってる。やさしく扱ってる人のほうが少ないはず
- 向きがしょっちゅう変わる。狭い場所ほど左右にひねる。可動部と配線にくり返し負荷がかかる
- 大きいごみが入る。髪の毛の塊や紙くずが絡むと、回転が止まって過負荷に
- 床に押しつけられる。吸引力を出すために密着させるから、常に抵抗がかかってる
本体やバッテリーより先にヘッドが壊れるのは、考えてみれば当然。
いちばん雑に扱われる部品が、いちばん精密なモーターを積んでるんだから。
「強力吸引」の作り方が、そのまま詰まりやすさになってた
あとから気づいたことがもうひとつ。
1台目の商品ページには「15000pa超強吸引力」みたいな数字がドーンと出てた。
吸引力を上げる方法はいくつかあって、
そのひとつがヘッドと床のすきまを狭くすること。
同じモーターでも、空気の通り道を絞れば吸う力は強くなる。
ただ、すきまを狭くすると大きいごみは入らない。
入口で引っかかって、そこに溜まる。
溜まったまま回り続ければ、モーターに負荷がかかる。
カタログの数字を上げる工夫が、そのまま詰まりやすさになってたってわけ。
そこに髪の毛が加わる。
うちは5人家族なので、床に落ちてる髪の毛の量が多い。
前の2台は、すぐヘッドのブラシに髪の毛が巻きついてた。
巻きついたまま回そうとすれば、そりゃモーターに余計な力がかかる。
ヘッドのモーターが焼けるように壊れた原因は、たぶんこれの積み重ね。
ダイソンに替えてからは、髪の毛が絡まる回数が明らかに減った。
詰まりにくいし、もし詰まっても止まる。
数字の大きさより、ごみが通る設計かどうかのほうが効いてた。
吸引力の数字はカタログにデカデカと載ってるけど、
「ごみが通るか」「詰まりかけたら止まるか」は、どこにも書いてない。
スペック表に載らないところで差がつくのは、掃除機だけじゃなかった。
器(汁椀をやめました)も、証券会社(SBI証券と松井証券はどっちがいい?)も、クレジットカード(ラグジュアリーカード(チタン)は元が取れる?)も、決め手は数字の外にあった。
ここで、買い替えの基準が「安さ」から「ヘッドが壊れないか」に変わった。
3台目:59,800円のダイソン。1年7か月、まだ壊れてない
2025年2月、ダイソンのV12 Detect Slim Fluffy(SV46FF)を59,800円で購入。
それまでの2台を足した額より高い買い物。
決め手は、理屈じゃなかった
正直に言うと、買うと決めたときはあまり理詰めじゃない。
「ストックがあるからもったいない」と言い続けてたところに、
「そんなこと言ってたら、いつまでたっても変わらないだろう」と。
そして、
「高いものには、高いなりの理由があるはず」
と言いながら、半分は勢いで注文。
いま振り返れば、その「高いなりの理由」は制御と、細かい仕様の積み重ねだった。
でも買う時点では、それが何かなんてわかってない。
2台壊した経験からの、ほぼ賭け。
結果的に当たっただけで、立派なロジックがあったわけじゃない。
1年7か月使って、故障ゼロ。
ヘッドも元気。
ただ、使ってみて感じた違いは「丈夫」じゃなかった。
違いは頑丈さじゃなく、制御
いちばん驚いたのは、
大きいごみが詰まると、ヘッドのモーターが止まること。
前の2台は、詰まっても回り続けようとして壊れた。
ダイソンは負荷を感知して自分から止まる。
ごみを取れば、また動く。
これだけで、過負荷の故障がなくなる。
バッテリーも同じ。
前の2台は数か月で持ちが落ちたけど、こっちは1年7か月たっても体感ほぼ変わらず。
充電のしかたが、劣化を抑えるように制御されてるんだと思う。
で、ヘッドは相変わらずガンガンぶつけてる。
扱い方は1台目のころとまったく同じ。
それでも壊れてない。
つまり値段の差の正体は、モーターの強さや素材の厚みじゃなく、
壊れそうな状況を感知して止める仕組みがあるかどうかだったんだと思う。
壊れないように作るんじゃなく、壊れる前に止める。
言われてみれば当たり前。
でも安いほうを2台壊すまで、気づかなかった。
壊れなかったこと以上に、掃除の回数が変わった
ここが、3台使っていちばん生活が変わったところ。
故障の話より、こっちのほうが大きいかもしれない。
3台は、充電方式が全部ちがった。
| 充電方式 | 片付けるときの手間 | |
|---|---|---|
| 1台目 | 壁掛け式 | 掛ける |
| 2台目 | スタンド式 | スタンドに立てて、さらに充電コードを本体に挿す |
| 3台目(ダイソン) | 壁掛け式 | 掛けると同時に充電が始まる |
引っかかってたのは、充電だけじゃなかった
地味に効いてたのがごみ捨て。
2台目はサイクロン式。
でもダストカップのごみをそのまま捨てると、ほこりが舞う。
それがイヤで、別売りの使い捨てダストパックを併用してた。
捨てるのは確かにラクになる。
ただ、なくなったら買い足さなきゃいけない。
切らしてないか気にすること自体が、小さなストレスとして残り続けた。
しかも、この消耗品にはもうひとつ厄介なところがあった。
買い替えのブレーキになる。
「ダストパックのストックがまだあるから、もったいないし、もう少し使おう」
実際、夫婦でこんな会話をしてた。
数百円ぶんの在庫のために、壊れかけの掃除機を使い続けようとしてたってこと。
消耗品がいる製品は、本体を買い替えにくくする。
残ってる在庫が、そのまま乗り換えのブレーキになる。
プリンターのインクでも、髭剃りの替刃でも、同じことが起きてると思う。
安く買ったはずなのに、次の判断まで縛られる。
ここは完全に想定外。
いま振り返ると、これは掃除機にかぎった話じゃない。
捨てにくいもの、捨てられないものは買わない。
家具でも家電でも日用品でも、基準は同じ。
持ち家を買わなかったのも、突きつめれば同じ理由。
住まなくなっても残るし、売るにも相手と時間がいる。
手放しにくいものを持つと、その後の判断がずっとそれに引っぱられる。
数百円のダストパックですら、壊れかけの掃除機の買い替えを止めにきたくらい。
額の大きいものなら、なおさら。
買うときに気にするのは、たいてい手に入れたあとのこと。
でも実際に効いてくるのは、手放すときにどれだけ引っかかるかのほうだった。
いまのダイソンは、ごみ捨てに消耗品がいらない。
ひとつひとつは本当に小さな差。
でも、
充電・ごみ捨て・片付けっていう、掃除のたびに必ず発生する動きから、引っかかりが全部消えた。
細かい仕様が行き届いてる、って言い方がいちばん近い。
文字にすると些細な違いに見える。
でも、2台目の「コードを毎回挿す」は想像以上に面倒だった。
片付けるたびにひと手間あるから、だんだん挿さなくなる。
で、次に使おうとしたら充電が切れてる。
いまのダイソンは、掛けるだけで充電が始まる。
戻す動作と充電がひとつになってるから、充電を忘れることがない。
いつ手に取っても使える状態に。
これが、掃除のしかたを変えた。
前は「掃除の時間」をまとめて作ってたけど、いまはサッと取り出して5〜6分で終わり。
気づいたときにこまめにやるから、散らかる前に片付く。
まとまった時間をとる必要がなくなった。
ここは正直に書いておくと、
掃除機をかける作業そのものは、ロボット掃除機のほうが圧倒的に時短。
こっちは自分で持って動かしてるから、かかる時間は前の2台と変わらない。
それでも時短家電だと思ってるのは、
取り出してから片付けるまでの流れが、どこにも引っかからないから。
充電を気にしない。
コードを挿さない。
消耗品を買い足さない。
掃除機へのストレスが、ほぼゼロになった。
時短家電の価値って、作業そのものが速くなることだと思ってた。
実際に効いたのは、「やり始めるまでのハードルが下がること」のほう。
時短には2種類あるんだと思う。
作業そのものを短くする時短と、やり始めるまでの抵抗をなくす時短。
ロボット掃除機は前者で、いまの自分に効いたのは後者。
1回あたり数分の差でも、
やる気になる回数が増えれば、結果は変わる。
最初からダイソンを買ってたら、29,780円安かった
計算するとこう。
| 支払った額 | |
|---|---|
| 実際に使った合計(3台) | 89,580円 |
| 最初からダイソン1台だった場合 | 59,800円 |
| 差額 | 29,780円 |
約3万円を、「ヘッドは壊れるものだ」と学ぶための授業料として払ったことになる。
食洗機を買わなかったときは、元が取れるまでの年数を計算して見送った。
でも掃除機では逆のことをしてた。
安いほうを試して、2回壊して、結局いちばん高いやつを買った。
同じ家電なのに、判断のしかたがまるでちがう(食洗機を買わなかった話)。
それでも「最初から高いものを買え」とは言わない
この経験から「安物はやめてダイソンにしとけ」と書くのは簡単。
でも、それは乱暴だと思う。
条件しだい。
あと、金額の表に出てこない損がもうひとつ。
消耗品の在庫。
2台目の紙パックが残ってるあいだ、「もったいないから使い切ってから」って会話が夫婦で何度も出た。
買い替えたほうがいいと薄々わかってるのに、在庫が判断を縛る。
壊れてないぶん、たちが悪い。
捨てにくいもの・手放しにくいものは買わない、と決めてる。
理由はシンプルで、そういうものは将来の選択肢を減らすから。
安いから買う、じゃなく、
まちがえたときにすぐ降りられるかどうかで見る。
安物が危ないのは値段じゃなく、
失敗したあと降りにくい形で家に居座ること。
この「捨てにくいものは買わない」って基準は、家電だけの話じゃない。
保険や住宅ローンにも同じ物差しを当ててる(学資保険もiDeCoも持ち家も選ばなかった|20年使っている判断基準は「選択肢が増えるか」だけです)。
安いモデルで足りそうな人
- 掃除する面積が狭い人。ワンルームなら壁にぶつける回数も、詰まる量も少なめ
- ヘッドを丁寧に扱える人。私みたいにガンガンぶつけないなら、寿命はかなり延びるはず
- 数年で買い替える前提の人。1〜2年もてば十分と割り切るなら、1万円台は合理的
- メインの掃除機が別にある人。サブ用途なら、そもそも使う時間が短い
高いモデルを考えたほうがいい人
- これがメインの掃除機になる人。毎日使うなら負荷のかかり方がちがう
- 家族が多くて、ごみが多い人。うちは5人家族で、髪の毛が詰まる頻度が高い
- 私みたいにヘッドをぶつける人。自覚があるなら、止まる仕組みのあるほうが確実
- 買い替えの手間そのものを避けたい人。選び直して注文して古いのを処分する時間も、コスト
よくある質問
Q. 2台とも、たまたま外れ個体だったのでは?
A. その可能性はある。
これは3台ぶんの体験でしかなく、統計じゃない。
ただ、2台続けて同じ場所が壊れたこと、3台目は扱い方を変えてないのに壊れてないことから、個体差より設計の差のほうが大きいと考えてる。
Q. ヘッドだけ交換できないの?
A. 純正品が手に入れば交換できる。
ただ1台目のときは、交換したヘッドがまた同じ壊れ方をした。
同じ設計の部品に替えても、同じ負荷がかかれば同じ結果になる。
Q. ダイソンなら何を買っても同じ?
A. そこはわからない。
使ってるのはV12 Detect Slim Fluffy(SV46FF)の1機種だけ。
ほかのモデルや他社の上位機種にも、同じような制御が入ってる可能性は十分ある。
大事なのはブランドじゃなく、過負荷で止まる仕組みがあるかどうかだと思ってる。
Q. バッテリーは何年もつ?
A. まだ1年7か月なので、わからない。
前の2台は数か月で落ちたけど、いまのところ体感の変化はなし。
3年後に、この記事をもう一度更新するつもり。
📝 まとめ
- 4年でコードレス掃除機を3台購入。9,980円→19,800円→59,800円で合計89,580円
- 1台目は安物買いじゃなく「コードレスが自分に合うか試すための投資」。ここは今でも失敗だと思ってない
- 前の2台とも、壊れたのは同じヘッド(1台目は交換したヘッドもふくめて2回)。壁や家具にぶつける衝撃と、ごみ詰まりの過負荷が原因
- ダイソンの違いは頑丈さじゃなく「過負荷を感知して止まる制御」。扱い方は同じなのに1年7か月壊れてない
- 吸引力の数字を上げる工夫(ヘッドのすきまを狭くする)が、そのまま詰まりやすさに。5人家族ぶんの髪の毛も絡んで、過負荷につながってたと考えてる
- 最初からダイソンを買ってれば29,780円安く済んだ
- 消耗品がいる製品は買い替えにくい。「ストックがもったいない」で、壊れかけの掃除機を使い続けようとしてた
- でも生活がいちばん変わったのは充電方式。掛けるだけで充電が始まるから、まとまった掃除時間をとらず5〜6分でこまめにやるように
- 時短には2種類ある。作業そのものを短くする時短(ロボット掃除機)と、やり始めるまでの抵抗をなくす時短。効いたのは後者で、掃除機へのストレスがほぼゼロに
- ただし狭い部屋・サブ用途・丁寧に扱える人なら安いモデルで足りる。分かれ目は値段じゃなく、ヘッドにかかる負荷の大きさ
家電の値段の差は、性能の差だと思ってた。
でも2台壊して、3台使ってわかったのは、
差がついてたのは「壊れそうなときに止まるか」「片付けるときに引っかからないか」みたいな、
カタログのスペック表に載らない細部の積み重ねだったってこと。
だから、値段の差は使ってみるまでわからない。
いくら調べても出てこない。
そして、今までとちがうものを試さないかぎり、その差は一生わからないまま。
2台目で「安いものはダメだ」と学んだつもりになってた自分は、
3台目を買うまで、結局なにもわかってなかった。
※本記事は運営者が実際に購入した3台についての個人的な使用記録であり、特定の製品の品質を一般化して評価するものではありません。故障の原因は筆者の推測を含み、使用環境・使用方法・個体差によって結果は異なります。掲載している価格は各ECサイトの注文履歴に残る購入時点の実額で、現在の価格・仕様とは異なる場合があります。


